スーパーフードとして人気のカカオ。どんな食べ物か知っていますか?
定番のカカオニブはぱっと見チョコチップ。甘味はなく食感は固くてカリカリ。チョコレートの香りのするナッツ、といった感じです。カカオ豆の実をローストして荒く砕いたもので、チョコレートの原料になるカカオマスはカカオニブをすりつぶして作ります。
糖分や油脂を加える前なので本来のカカオの栄養素が効果的に取り入れられます。特にHASのカカオは普通のチョコレートよりローストが浅く、焙煎時に損なわれがちな栄養素も沢山残っています。
料理に使いやすいカカオニブのほか、丸ごとカカオ豆ならナッツのようにお手軽に食べられるし、何より美味しくておすすめチャハヤのイチオシフードです。
さて、そのスーパーなカカオビーンズの栄養素とは!
食物繊維
腸内環境を整えてくれる。特にリグニンは水に溶けない不要性食物繊維の一つで、腸内の蠕動運動をサポートして便秘を解消してくれます。
ポリフェノール
食物由来の色素や苦味の成分で抗酸化作用があり、健康効果があると注目されている成分。肌の老化対策にも期待。ポリフェノールが多く含まれることがスーパーフードといわれる所以でもあります。
カカオプロテイン
難消化性物質で食物繊維に似た整腸作用が期待できます。
マグネシウム
カルシウムとともに骨や歯の材料となる栄養素。骨粗しょう症が心配な方にもおすすめですね。
アナンダミド
脳内で神経伝達物質として働く物質。幸福感や高揚感をもたらす作用があり、筋肉の緊張もほぐしてくれます。
テオブロミン
カカオ独特の苦みと香りの成分で、脳内のセトロニンにはたらきかけます。集中力、記憶力、思考力を高める。血管拡張作用があり血流がふえることによる体温上昇、利尿作用も。
こんな栄養価に優れたカカオ豆ですが、取りすぎによるデメリットもあります。
チョコレートになる前のカカオにはカフェインテオブロミンやカフェインが一般的なチョコレートより多く含まれています。一日の摂取量は体重10kgにたいし4gが目安で25gまで。(カカオニブだとこさじ1くらいで4g)。特に、気管支拡張剤を使っている方、妊婦さんは医師に相談するなどして摂取量にご注意下さい。
HASのカカオはインドネシアバリ島タバナン県産。無農薬で育てられたファステロ種とクリオロ種をミックスしています。